子供(幼児・小学生)のブラインドタッチ(タッチタイピング)習得方法

無料タイピングゲームでキーボード練習

子供がブラインドタッチをマスターするまでの道のり
ここでは、全く初めてキーボードを触る幼児、小学生といった子供がゼロからタイピングを覚えていくまでの過程を解説します。一見、うわ〜大変!と思ってしまいますが、子どもは覚えが早い!大人が考える以上にどんどんマスターします。親子の会話を楽しみながら進めてください。

(1)アルファベットを覚える

まず一番最初にやらなければならないことは、アルファベットを覚えることです。これをやらずして前には進めません。(^^;
AからZまでを正確に覚え込ませます。ここで面倒なのは、大文字と小文字があるところです。キーボードは大文字ですが、せっかくだから小文字も覚えてしまいましょう。どのみちいつかは学校で学ばねばなりませんので。ついでに書いて覚えればなお良いですね。大丈夫、子供はすぐに覚えます!

(2)ローマ字を覚える

アルファベットを覚えたら次はローマ字。「これも暗記するのたいへんだなぁ」と思いきや、子どもってメチャクチャ覚えるのが早いです。ゲーム感覚というかクイズみたいな形でやっていけばすぐにマスターしちゃいます。50音はもちろんのこと、小さな「や」「ゆ」「よ」「つ」などの打ち方も教えます。ここまでで、タイピングの前段のお勉強がが終了。いよいよ実践に入ります。

(3)ホームポジションを覚える

「F」と「J」に人差し指を置く「ホームポジション」をしっかりと意識付けましょう。ここを拠点として、動いても必ずすぐに戻るということを徹底させます。まず「ASDFGHJKL;」を繰り返し繰り返し打ち込みます。ポイントは絶対に手元(キーボード)を見ないことです。ここで見るクセを付けてしまってはブラインドタッチが遠のいてしまいます!ここからはオンラインゲームでもできますし、ワードやメモ帳で実際に打っても良いでしょう。すぐに次に進まず、このホームポジションを特にしっかりやり込むようにしましょう。

(4)上下の移動を覚える

キーボードって実は縦の位置がまっすぐ並んでいないのです。少しずれて並んでいます。このズレを意識しながら、上下に移動する練習をします。左手で「QZWXECRVTB」、右手で「YNUMI,O.P/」を繰り返し入力します。ここでも大事なことは手元を見ないで行うこと。急がず正確にゆっくりとゆっくりと打っていき、頭で覚えるのではなく感覚を手で覚えさせます。ゲームの中にはアルファベットをランダムに打つものもありますので、ひと通り覚えたあとは、そうしたゲームをやるのも良いと思います。

(5)ローマ字を入力する

母音「あいうえお」を中心に50音をタイピングします。最初は好きな文字を打つよりも、苦手なキーを作らないためにも、きっちりと50音を順番に打つことをお勧めします。それがサクサク打てるようになったら、ワードか何かで自分の名前や家族の名前など、好きな単語や文章を練習します。子供は喜んでいろいろと打つでしょう!すると一度覚えた小さな「や」「ゆ」「よ」「つ」などが出てくるので、実践で使えるようになっていきます。オンラインゲームを利用すると楽しくできますが、ゲーム性の強いものをやって手元を見るクセだけは付けないように気を付けましょう。これでブラインドタッチ完成です!

(6)ゲームでスピードアップ&正確性アップ

さて、ブラインドタッチが完成すれば、あとはネット上にある無料のゲームを利用して、楽しみながらタイピングの上達を目指します。タイピングの上達とは、タイピングスピードの向上と正確性を上げることです。ワードやメモ帳を使って日記などを付けるのも良いかと思います。ゲームと異なり実践では間違えるとBackSpaceキーで戻らなければならないので、いかに面倒で時間がかかるかが実感できると思います。

【大事なポイント】

子供がタイピングをマスターするために最も大事なポイントは、なんといってもキーボードを見ないで打つことです。画面を見るクセを付けることです。私もそうでしたが、最初にキーを見て打つクセを付けてしまうと矯正するのがたいへんです。真っ白な子供のうちにブラインドタッチをマスターしてしまえば、自転車の運転と一緒で一生使えます。ぜひ正しいタイピングを教えてあげましょう!


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