タイピングスピードを上げる方法 その2
ブラインドタッチをマスターしたら、次は正確性を上げ、スピードアップを目指しますが、
タイピングの練習はもちろん、タイピング以外でもスピードアップをすることはできます。
今回は「その2」として、文字の検索・置換、コピペとショートカットキー、テンキーブラインドタッチの3つをご紹介します。
いろいろと試してどんどんスピードアップしましょう!
(1)文字列の検索と置換で修正効率をアップ
タイピングのテクニックとは異なりますが、これを上手に利用すれば、文章の修正効率がアップしますので、ぜひ覚えておきましょう。 特に仕事では、ひな形と呼ばれる使いまわし用の原文の文書があり、それを修正したりして使うということが多々あります。また、昨年に使った文書を今年も使う、だけど一部修正して使うといったこともよくあります。あるいは、エクセルの表などで、住所が変わったとか、市町村合併で市町村名が変わったとか、いろんな修正が必要となってきます。 そうした時に、文字の検索や置換を利用すると、ミスも減りますし、早く修正することができます。 「Ctrlキー」+「F」を同時に押すと検索ウィンドウが表示され、文字の検索ができます。 置換はアプリによって異なりますが、ワード&エクセルは「Ctrlキー」+「H」で出てきます。また、検索ウィンドウからもタブで置換に切り替えられます。 1つだけ注意しなければならないことがあります。 例えば「2017」を「2018」年に置換しようと一括置換すると、「42017050」といった数値の中に偶然「2017」が入っていると、それも置換されてしまうので、そこだけは注意しましょう。安易に一括置換してデータが書き換わってしまうと悲惨なことになってしまいます。 |
(2)コピペとショートカットキー
これも直接タイピングを速める技ではありませんが、同じ文章や単語が頻繁に出てくる場合、コピペ(コピー&ペースト)を使えばタイピングの手間が減り、一気にスピードアップになります。しかも、ツールバーのボタンでコピー・貼り付けをするのではなく、キーボードのキーの組み合わせで行うショートカットキーを利用すると一層スピードアップになりますので、ぜひ覚えましょう。 @「Ctrlキー」+「C」でコピーをとる。 A貼り付ける場所をクリックする。 B「Ctrlキー」+「V」で貼り付ける。 ※一度コピーすると他のものをコピーするまで記憶しているので、何度でも貼り付けできます。 ※コピーではなく切り取り(移動)の場合は、「C]の代わりに「X」(エックス)を使えば、切り取り&貼り付けとなります。 (1)でご紹介した検索と置換でもショートカットキーを使いましたが、このようにマウスでボタンをクリックするよりもずっとずっと速く操作できるのがショートカットキーです。いろんなショートカットがあるので、覚えておくと良いでしょう。 ショートカットキーはアプリによって異なりますが、タイピングという観点からワード上で使えるショートカットキーを中心に、私がよく使うものをいくつかご紹介します。 ◎「Ctrlキー」+「A」→ 全ての文字を選択 (エクスプローラー上では全てのファイルを選択) ◎「Ctrlキー」+「N」→ 新規文書の作成 ◎「Ctrlキー」+「O」→ ファイルを開く ◎「Ctrlキー」+「S」→ 上書き保存 ◎「ALTキー」+「F4」→ ウィンドウを閉じる ◎「ALTキー」+「HOME」→ ブラウザでホーム画面に戻る ◎「Windowsキー」+「M」→ 開いている全てのウィンドウを最小化 タイピング+ショートカットキーで超速を目指しましょう!笑 |
(3)テンキータイピング
通常のアルファベットだけでなく、テンキー(数字キー)にもブラインドタッチはあります。例えば、経理担当などは通常のタイピングに加えて数字入力が多いため、キーボード右側にあるテンキーのブラインドタッチをしている人が多いです。 もしあながた数字入力が多ければ、ぜひテンキーのブラインドタッチの覚えましょう。数倍スピードが上がると思います! 通常のブラインドタッチと同じく、ホームポジションに指を置き、そこから上下に移動してタイピングします。 真ん中の「5」に突起バーがありますので、そこを中指で触りながらホームポジションに戻るようにしてください。 数字入力は特にミスが多いと思います。ブラインドタッチで入力することで、かなりミスは減ると思います。 特に数字入力がメインの人は是が非でもマスターして、スピードアップ&ノーミスを目指しましょう! |
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